介護職でよくある退職理由

介護職の退職理由はさまざまです。

具体例の1つ目として、給与に関する理由が挙げられます。
働く施設などにもよりますが、給与があまり高くないと思う人は多いようです。また、昇給に対して不安を持っている人もいます。将来的なことを考えて退職する人は少なくありません。

2つ目には、身体的な負担が挙げられます。
介護職は体をとても動かす仕事です。利用者の入浴や食事などの生活全般の補助をするので、かがんだ姿勢が多いという特徴もあります。
また、利用者をベッドから車いすへと移動させるときには体に大きな負担がかかりますよね。そのため、特に腰痛に悩む人が多いのです。腰を痛めてしまうと仕事を続けることは難しくなってしまいます。

3つ目の理由としては、勤務時間が挙げられます。
利用者が暮らしている施設などでは、1日中誰かが施設内にいる必要があります。そのため、24時間つきっきりで勤務をする必要があり、日勤や夜勤などでシフトが組まれることが一般的です。
こうした施設で働く場合、変則的な出勤のため、友人や家族などと休みが合わないという難点があります。
また、夜勤が身体的にきついと感じることもあり、退職する人もいます。

介護業界で転職をしようとしている人は、上記で挙げたような退職事情を知ることが大切です。現役で活躍していた人がどのような理由で退職したのかを知ることで、現場でどんな不満が起きているのかを把握することができます。
どんな不満点が多いのかを知った上で、自分が納得いく職場を探し出すようにしましょう。
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