介護職へ転職する前に知っておきたいこと

介護職は少子高齢化の影響もあり今後需要が途絶えることは考えられず、その需要を支えるために採用が積極的に行われています。その採用率の高さから転職先としての人気も高まりを見せています。
しかし実際の現場では、想像していた業務と実際の業務との差異に戸惑ってしまう人が少なくありません。

これらは事前に介護職の現状を知っておくことで、ある程度ショックを抑えることができます。
事前に覚悟をしておけば対応できることもあるため、はじめて介護業界に踏み入れる方は事前の情報収集が重要となってきます。

まず介護職で働く上で事前に知っておきたいのが、業務を教えてもらえない可能性がある点です。介護現場の多くではとにかく人材不足が深刻です。職員のほとんどは非常に忙しく働いています。そのため新しく入った人に業務を教える余裕すらないこともあり、困惑してしまう人が多いようです。

そうした中でうまくやるために、予め介護職の業務内容や一般的なルーチンワークの内容を予習しておき、短い時間で仕事の要点をつかめるように準備しておきましょう。

また、中には問題行動を起こしてしまう利用者も存在するため、いつでも普段通りに業務が遂行できるというわけではありません。特に認知症等の利用者は感情の起伏が激しく、何らかのトラブルが起こり得る事を十分に理解しておかなければなりません。

さらに、求人探しの時点で注意しておきたいのが、求人条件の虚偽です。人を集めたいという施設は山のようにあり、よく見せるために情報を盛って掲載する場合もあるようです。
思った通りの条件じゃなかったという事が後から発覚するケースが無いよう、求人票を信じるのではなく、見学に行ったり、口コミを集めたりして、情報を集めるようにすることが大切です。